KPI(重要業績指数)とITを活用した人材育成のすすめ

企業の業績を示す指標としてKGI(経営目標を達成したかどうかの指数)と中間目標であるKGI(重要業績指数)の二つで捕らえることができます。 (Bicあきた2010年5月号.pdfの記事)

KGIは期末で決算がしまらないと出せない数字ですが、実際の会社運営ではそれでは遅いですよね。そこで、中間でも業績が予想できるような指標がKGIです。

 今回は「スシロー」さんの例を取り上げて、KGIの設定の仕方を具体的に説明し、売り上げの伸びない今こそITの投資や人材育成をしなさいと説明しています。廃棄率ばかり低くするというKPIでは顧客満足度が低下してしまいます。廃棄率を下げながら、レーンにはお寿司が沢山回っている状況を作る出しているのがITです。

 ※TV朝日系「シルシルミシル」全国放送では2010年9月5日放映されました。

<何を何枚流すかは誰が決めている?>
何のネタを何枚流すかは「回転寿司総合管理システム」が決めている。入店した時タッチパネルで人数を入力すると、入店情報がコンピューターに送られ、何時何分に座席についたか登録される。それを元に、システムから流すネタの種類と数の指示が出されるのだ。
皿の下にはICチップがついており、その皿が何の寿司でどれくらい経ったのかも分かる。そして、約350m流れたお寿司がセンサーのところまでくると自動的に廃棄されるため、流れているお寿司は全て新鮮。お寿司の廃棄率もこのシステムのお陰で約4%と低い。

<廃棄率を減らす達人の仕事に完全密着>
お寿司の廃棄率をさらに減らすため、ホールに出てお客様を見て抜群の判断力で指示を出す達人がいる。そんな達人・西日本事業部長の谷口さんの仕事に密着。
注文を受けた商品をモニターでチェックし、人気商品をシステムの倍の数出すように店員に指示。すると、見事全皿取られて達人の判断的中。店内が満員になると、システムは寿司を全種類流す指示を出していたが、達人はお客さんの顔色を見て回り、減らす指示を出した。すると、店内でまったりしていたお客さんたちが次々に帰っていった。先手を打って減らしたので無駄が出ずに済み、達人の判断またも的中。さらに、お客さんを奥から案内するように指示を出した達人。そうすれば、レーンの長さを短くでき、寿司がたくさん流れているように感じるし、廃棄率も減る。こうして達人が指示したことで、さらに廃棄率を下げることができた。こうしたハイテク技術と優秀な人材がスシローを支えている。 (TV朝日HPより)